人の性格

ふと、人の性格とか 癖 っていつ形成されるのかな?

って 考えてました。

 

同じ両親から産まれて来て 同じ家で育ったとしても、兄弟で 全く 呆れる程 性格とか好みとか 癖が違うし。

そうかと思うと 凄く変なところが 父親似だったり、ある頃から母親と そっくりの考え方をするようになったり…

 

とても複雑で いつ コレがこうなる。

なんて単純ではないけど、でも 人ってやつは 産まれてすぐに ありとあらゆる経験、体感を五感で感じ 片っ端から情報を脳にインストールしていくんでしょうね。

 

最近、私の姪に赤ん坊が生まれ、2人目だったので、上のお兄ちゃんとママと まだ生後三週間目くらいの時に 会う機会がありました。

お兄ちゃんは もう小学2年生。

とはいえ、やっぱり 今までひとりっ子で両親や大人の関心を全て自分の物にしていたのが、良くも悪くも 赤ん坊に持って行かれ 戸惑いと不安が 隠せない?

と言った感じ。

それはママも同じことですよね。

 

まぁ、それはさて置き

ちょっと赤ちゃんを抱っこさせてもらいました。

そろそろ お腹が空いたのか、暑くて 気持ち悪いのか、ギリギリ泣きはしないけど ご機嫌ではなさそう。

そこへ 見知らぬ人に抱っこされ 明らかに身体を硬くしていました!

「いやだー、誰だよ こいつ。ママのとこに戻してよ!」

って 言ってるみたいに 背中に力を入れ

今にも泣きそうに 顔を歪ませ…

そしたら 私の側にお兄ちゃんが近寄って きました。

その途端に、一生懸命 そちらへ向けて お兄ちゃんの動きを追いかけて必死に身体を動かしているではないですか!

「うわ〜、もう 体感で自分の安全、安心が分かってるんだ!」

って びっくりしました。

上の子がいると 早くもその存在を意識して 追いかけよう、くっついていようって なるんでしょうね。

 

だから、2、3歳の子どもって お兄ちゃんや、お姉ちゃんのやってることを とにかく 真似する。片っ端から真似して動く。

何度も何度も繰り返し、その時に 楽しかったとか、痛い目にあった とか、怒られた とか そんな感情も全部一緒にインストールして 性格や、癖が 形成されるのかな?って 思いました。

 

だとしたら 言葉で理解して 自分の中に落とし込んだ情報なんて  

それほど 重要ではないのかな?

重要じゃないと言うより 基本情報ではなく、その後 仕入れた情報。。

そうやって考えると 言葉を理解し始めてから しつけとか、教育のつもりで ガタガタ言って 子どもに放った言葉は あまり影響されていないかもしれない。

 

それよりも きっと子どもは 五感で感じた情報、大人の行動とか、声のトーン、細かい表情の違いなんかで、沢山の情報をキャッチしていたような気がします。

それが、大人になっても 染み付いたその人の行動パターンだったり、癖だったり、嗜好なのかなー?

 

なんて 考えたのでした。

そう考えると わりと納得出来るんだよね。

 

終わり!