病気ってモノは

昨夜 姉のところから帰宅しました。

 

姉の放射線照射が 一旦終了。

また 最初から通っていた市立病院で 化学療法が始まります。

 

結果的に 色んな病院に行ってみたり、

西洋医学東洋医学 色々体験し(ほぼ全て継続していますが)

 

疑問に思う事は 徹底的に 調べて質問して 納得いくまで(そこまで納得していないけど とりあえず…)治療法について 疑問を、ぶつけてきました。

 

そして 今日 姉と2人で話したんですが、何だかんだと 色々 調べて 出来る限りのことをやってみて 良かった と。

 

病院 っていうより Doctor 一人ひとりによって やっぱり見解が違うし 得意とする専門が違うし。

それでも Doctorのプライド?とか 状況、様々な事情も

考えてみれば 色々 あるわけで…

 

こちらの出方で 気分を害してしまったり? 怒られたり とても親切に 優しく接してもらったり…

様々な面を見せてもらって とても勉強になりました。

これこそ、コミュニケーション✨学びの場ですね✨

 

 

そりゃあ、患者と言えども あまり自分本位な態度だったり、傲慢な気持ちで 一方的な言い分をぶつけていたら 話は進みませんよね。

 

そうは言っても

誰しも 突然に貴方はガンです、あと半年くらいかな?抗ガン剤が嫌だ?髪の毛抜けるくらい、命とどっちが大事だよ、

みたいに突然 突き付けられたら 誰しも動揺しまくる

 

きっと 性格的に 素直な人なら、オロオロして言いなりになるしかない。

あるいは、動揺と同時に怒りが湧いて 冗談じゃない!医者だろ?

何とかしろ!

みたいな態度に出る人だって いるかも知れない。

 

そして姉のように 自分の中で 疑問点があれば、納得するまで徹底的に掘り下げタイプの人だと もう 大変なワケです。

 

でもね、

結果的に それでよかった。

 

だって 最初の病院では、治療方法は化学療法のみ。放射線は 癌が数多過ぎて無理 との事で 諦めるしかなかった。

その他 あれは?これを試して!

とか にわか知識で 色々 質問したり お願いしたけど 快い返事は もらえなかった。

 

そして その他 三つの視点からの 3人の信頼出来る医師を探し 治療を受け 相談にのってもらい、可能な治療方法を試し(経済的理由から高額は除いて)そして 放射線照射の達人⁈的なDoctorを紹介していただき 特別メニューで治療してもらうことが出来たんです。

 

まぁ、通常から言うと 最初の癌を発見した時点で かなりヤバイ状況

もう 上半身に相当 転移が見られ いつ倒れても不思議じゃないよ

と言うのは どのDoctorも 同じ見解です。

でも その後 どう立て直すかは 自分次第 と言うのも どうやら共通意識。

 

それは 良く言う 『癌の病と闘う!』

とかいうメンタル面の話しとも違う。

 

自分が どう納得して 受け入れるか。

どんな風に 病気を持った自分を立て直すか。

みたいな事じゃないかと 思ったワケです。

 

なんて言うか 自分の中の弱さを知る、

とか

 

そういう 病気になったりもする、 ある意味 とても人間味のある自分を どう表現するか?

みたいな 捉え方の方が いいのかな?

 

医療と言う とても科学的な領域でありながら 何て言うか

生と死  

人間としての心構え、哲学、 みたいなところに発展してしまうのですよね。

 

自分が何の為に生まれてきて 人生で何が表現したかったか

なんて事を 考えざるを得ない…

 

きっと 姉はこの1年近く

ずっと、そんな事を考えつつ 日々の仕事に追われ 治療に追われ…

 

身も心も 疲れてしまったのではないかと 心配になってしまいました。

 

でも 子供の頃の想い出話し

 

長女の姉

末っ子の私

 

抱えていた悩み、恐れていた感情

 

こんな歳になって はじめて 打ち明け

驚き 納得  そして 共有することが出来ました。

とても 貴重な時間でした。

 

さてと

私も日々 大切な時間を 大切にすごさなきゃ。