子育て 大変だよ season2

さて、前回

育児も事前学習が必要だった。

って言ったは

私は当時、育児 というか

赤ん坊に関するなんの 予備知識もなく、母親学級？にも行ったはずでしたが、殆ど役に立つ情報ではなかった様な、

もしかしたら自分だけ ぼっとして人ごとの様に聞いていたのがいけなかったのかも知れませんけど

どんな生活が待っているやら 全く想像していませんでした。

そして何より、自分は どちらかと言うと

子どもが好きではなく、いや ハッキリ言って嫌いでした。

だから結婚しても 子どもなんて要らないとずっと思ってました。

そして幸か不幸か ずっと妊娠する事もなく 旦那さんとは 夫婦というより 共同生活者のような関係

そんな生活に ちょっと自分なりに疑問を感じ 引っ越したり 旦那さんと話しあったり と 生活を色々と変化させた矢先でした。

あれ？ なんでこんなに毎日 二日酔いみたいに気持ち悪いんだろう？

って 

それが妊娠でした。

普通なら 結婚して６年目で授かった子

大喜びして 旦那に報告するんでしょうが。

実は 2、3日 どうしよう…

って 一人で考えていました  笑

でも きっと息子は 私たち夫婦を選んで来たんでしょうね、

どうにか こうにか 

当時 生活が 本当にいろいろ大変でしたが、無事に出産しました。

産後って ホルモンバランスのせいで 情緒不安定になったり体調も変化するらしいですが、私も妙に気分が滅入っていたのを思い出します。

産院で 元気よく産まれたはずなのに 何故かいつまでも 赤ん坊が同室にならず、普通に聞いて見れば良いのに 

「きっと何かあったんだ。」

と、思い込んでみたり（子どもがすごく大きかったのと、私がいつまでもグッタリしていたので 回復を待っていたそうでした）

私の母が来た時に 粉ミルクを飲ませているのを見て

母乳もあげないなんて！なんて馬鹿⁈ 

ってキレて 大騒ぎ

もう 絶望的でした。

どうすれば母乳が出るのか なんて知らなかったし。

そして はじめて 一人でオムツを替えた時でした。

ベッタリと粘って ペースト状のウンチが！大量に！もうびっくり、パニック！

慣れない手つきで モタモタするので、赤ん坊は脚をバタバタするし 足にウンチはつくし もう 焦ってしまって めちゃめちゃ！

オムツ替えって こんなに大変なの⁈

って そこで又 落ち込んで凹んで

まぁ、オムツ替えくらいは 一日やっていればコツもつかんで すぐに出来るようになりましたけどね。

そして退院してみると すっかり秋深まっていて 寒い！ 足が冷えるのでタイツを履いたところ 足が痒い！

たまらずタイツを脱いだら 足が真っ赤に！ びっくりして病院にいくと、ナイロンのアレルギーと診断。

えー？そんな事 今までなかったのに。

なんだか自分の身体までが 今までと変わっちゃって

あまりにも 色々 変化し過ぎて…

出産後、実家に 一時 帰っていたのですが 鬱々として元気のない私の様子に

なぜか母は キレまくり

「こんな事では 赤ん坊が可愛そう、もっとしっかりしなさい！」

って 怒られるのが辛くて アパートに逃げ帰りました。

（もし娘が子ども産んだら、絶対にあんな言葉は投げつけまい！と心に誓う）

あ、つい余計な愚痴になりましたが。

そんなこんなで 育児ノイローゼ真っしぐらな日々のスタートでした。

その後 

3人の子どもを育て 熱が出たり 色々 経験して

ようやく 本当に具合悪いとき 痛いときの泣き方や、

ただ 甘えて愚図り泣きの時、お腹が空いたとか、暑いとか 痒いとか 何かしらの訴えで泣いているのかとか 何となく わかるようになりましたが。

産み落とした瞬間から 母になる訳でもなく あれこれジタバタやっているウチに ちょっと冷静になって

理解出来るわけであって

そこら辺、ちゃんと学習した人もいるのかも知れませんが

ほとんどの新米ママさんは

赤ん坊が泣いたって 慌てるだけで なかなか何をすれば良いのか なんてわからないんじゃないかと思います。

だから、

ダンナさんとか、近所のおばちゃんとか

「ほら、泣いてるぞ！ママ！」

なんて

まるで全てが母の責任だ！みたいに 気軽に言わないで欲しいと思います

いや、

そんなつもりもない事は わかります。

でも

いっぱいいっぱいのママには

そんな風に 受け取れるんですよね。

満員電車の中で ギャーギャー泣かれて

1番困るのは 連れている大人です。

どうか、そっと様子を見て

あたふたしている様なら 黙って まるで泣き声なんて聞こえてませんよー

って 涼しい顔で 知らんぷりしてあげて欲しいよなー って 私は思います。

ね？

今 隣でギャーギャー泣いてる赤ん坊が、数十年後 日本の将来を救ってくれる様な 立派な人格と知能を持った 素晴らしい人間になってくれるかもしれないんですよ⁈

うるさい、なんて にらんだり出来ますか？

やっぱり子どもは 社会の宝ですよね。

皆んなで大切に、皆んなで協力して 育てていきたいと思いませんか？

ねっ⁈