病いと暮らす

先日も 姉のところに行って来ました。

f:id:orusubanneko:20181109080827j:image

 

今回は 姉の息子と一緒に 病院に行って 担当の先生から直接 今までの経過やら今の病状を話してもらおう

と 言うのを

私から提案して 付き合わせてしまいました。

 

何となく 息子(甥っ子か)が 母親の病気を どこまで把握しているのかな?

って言うのが 心配だったし

 

何かと言うと 私が しゃしゃり出て行く…

みたいなのが  なんかなぁ?

って思うし。

 

いや、単純に 私が駆けつけるのに 片道2時間くらいかかる

そして甥っ子は 30分くらいの所に住んでる

 

だから 私の立場からし

甥っ子が キチンと自覚していてくれたら、

私の精神的負担が 減らせるよな〜

ってだけのことなんですけどね。

 

でも 実際に 甥っ子と会って話してみると ちゃんと把握していたし

私がおススメした本も 読んでいてくれたし。

 

がんを克服できる脳 https://www.amazon.co.jp/dp/439114297X/ref=cm_sw_r_cp_api_i_Vwl5BbPRWTQ6D

 

仕事も 先月まで めちゃくちゃ過密に 掛け持ち仕事していたのですが、

 

今月からは 少し整理して  

時間を作って 様子を見に来られるみたいで 安心しました。

 

姉、本人の様子は

と言うと

放射線を終え

ひと休みしたところ、肝臓がかなり肥大してしまい、服の上からでも 肝臓が膨れてぽっこりと出ているのがわかるくらい。

歩くのもシンドそうで…

見ているこちらも 正直 辛かった。

 

でもまぁ、無事に個展も終えて 

それなりに 知り合いも皆んな来てくれて、作品も売れて。

 

で、次に やっぱり 弱めの点滴をしようってことで、化学療法をはじめました。

 

2回 週一で点滴すると 嘘のように 腫れていた腹部が平らになり、

圧迫されていた 胃腸が楽になってきたみたいで、だいぶ食欲も出てきたようです。

 

しかしながら やはり副作用で、

また髪が抜け始め、皮膚が 色んな色になってきたり、指紋が消えてきたり…と

それなりに 本人は辛いでしょうけどね。

 

でも 明るく冗談言いながら

3人で 鍋を食べ 

おしゃべりして来ました。

 

なんか どう考えても もうすぐ死んじゃうような人には見えませんでした。笑

 

来月は アトリエの生徒さんたちの 作品展を開催するし

 

その2ヶ月後に 又 湘南で個展を開く予定なのだそう。

 

 

今は肝臓に いっぱい癌の腫瘍があり、そして骨髄にも 転移してしまっているので、

それが 大事な神経を圧迫したりすると、

酷い痛みとか、手が動かなくなるとか、半身不随みたいなこともありうるそうなのですが。

 

その時は その時。

 

次の個展を開くまでは、癌には大人しくしといてもらって、姉らしい作品を、一つでも多く描いてもらって。

 

アトリエの生徒さんにも

姉のデッサンに対する 高い意識 姿勢なんかを 受け取って

 

楽しみつつ 意識の中に 学び取っていただけたらなぁ

 

なんて

私なんかが おこがましいですけどね。

 

でも、姉からデッサン 学べるのって 

からしたら 羨ましいですよ、ほんと。

 

別に 今の姉って

病人 じゃないんです、

たまたま 癌が身体の中で 悪さしてる

 

なんだろう

 

上手く表現できないんだけどね。

たまたま

なんですよ。

 

姉も、いろいろ 大変だったけど

やっぱり アトリエを構えてて 良かったんだなぁって つくづく思いました。

 

おしまい